あし
新美南吉
二ひきの馬が、まどのところでぐうるぐうるとひるねをしていました。
2 min
読む · The library
229 works whose copyright has expired, from Aozora Bunko. Every word is linked to Nihoner's dictionary, kanji and vocabulary pages — tap it and the explanation is there. Nothing to install, nothing to look up in another tab.
Sign in and each book will tell you how much of it you can already read.
新美南吉
二ひきの馬が、まどのところでぐうるぐうるとひるねをしていました。
2 min
宮沢賢治
そらのてっぺんなんかつめたくてつめたくてまるでカチカチのやきをかけた鋼です。
7 min
新美南吉
春のあたたかい日のこと、わたし舟にふたりの小さな子どもをつれた女の旅人がのりました。
3 min
新美南吉
学校へいくとちゅうに、大きな池がありました。
2 min
新美南吉
ある日、王さまはこじきのようなようすをして、ひとりで町へやってゆきました。
3 min
新美南吉
赤とんぼは、三回ほど空をまわって、いつも休む一本の垣根の竹の上に、チョイととまりました。
8 min
宮沢賢治
うずのしゅげを知っていますか。うずのしゅげは、植物学ではおきなぐさと呼ばれますが、おきなぐさという名はなんだかあのやさしい若い花をあらわさないようにおもいます。
9 min
宮沢賢治
これが今日のおしまいだろう、と云いながら斉田は青じろい薄明の流れはじめた県道に立って崖に露出した石英斑岩から一かけの標本をとって新聞紙に包んだ。
8 min
太宰治
本職の詩人ともなれば、いつどんな注文があるか、わからないから、常に詩材の準備をして置くのである。
4 min
太宰治
「何か、最近の、御感想を聞かせて下さい。」「困りました。
3 min
太宰治
くるしさは、忍従の夜。あきらめの朝。この世とは、あきらめの努めか。
5 min
小川未明
峠の上に、大きな桜の木がありました。春になると花がさいて、とおくから見るとかすみのかかったようです。
3 min
新美南吉
靴屋のこぞう、兵助が、はじめていっそくの靴をつくりました。
1 min
坂口安吾
「漫画」という変な雑誌へオツキアイするせいではありませんが、私は、どうも、ブンナグラレルかも知れませんが、帝銀事件というものを、事の始めから、それほど凄味のある出来事だと思っていませんでした。
5 min
小川未明
お花が、東京へ奉公にくるときに、姉さんはなにを妹に買ってやろうかと考えました。
9 min
森鴎外
徒然草に最初の仏はどうして出来たかと問われて困ったというような話があった。
3 min
小川未明
犬ころしが、はいってくるというので、犬を飼っている家では、かわいい犬を捕られてはたいへんだといって、畜犬票をもらってきてつけてやりました。
9 min
太宰治
私は遊ぶ事が何よりも好きなので、家で仕事をしていながらも、友あり遠方より来るのをいつもひそかに心待ちにしている状態で、玄関が、がらっとあくと眉をひそめ、口をゆがめて、けれども実は胸をおどらせ、書きかけの原稿用紙をさっそく取りかたづけて、その客を迎える。
8 min
森鴎外
巌が屏風のように立っている。登山をする人が、始めて深山薄雪草の白い花を見付けて喜ぶのは、ここの谷間である。
7 min
小川未明
小さな姉弟は、父の目が、だんだん見えなくなるのを心配しました。
8 min
新美南吉
巨男とお母さんの住んでいたところはここからたいへん遠くのある森の中でした。
10 min
小川未明
あかい雲、あかい雲、西の空の紅い雲。おらが乳母のおまんは、まだ年若いに、嫁入りの晩に、海の中に落ちて、あかい雲となった。
1 min
小川未明
北のさびしい海のほとりに、なみ子の家はありました。
6 min
太宰治
賭弓に、わななく/\久しうありて、はづしたる矢の、もて離れてことかたへ行きたる。
5 min
新美南吉
雀が一銭銅貨をひろいました。雀はうれしくてうれしくてたまりません。
2 min
小川未明
のぶ子という、かわいらしい少女がありました。
5 min
太宰治
「その作家の日常の生活が、そのまま作品にもあらわれて居ります。
2 min
小川未明
デパートの内部は、いつも春のようでした。そこには、いろいろの香りがあり、いい音色がきかれ、そして、らんの花など咲いていたからです。
9 min
新美南吉
山から里の方へ遊びにいった猿が一本の赤い蝋燭を拾いました。
3 min
宮沢賢治
苔いちめんに、霧がぽしゃぽしゃ降って、蟻の歩哨は鉄の帽子のひさしの下から、するどいひとみであたりをにらみ、青く大きな羊歯の森の前をあちこち行ったり来たりしています。
4 min
太宰治
一月二十二日。日々の告白という題にしようつもりであったが、ふと、一日の労苦は一日にて足れり、という言葉を思い出し、そのまま、一日の労苦、と書きしたためた。
6 min
坂口安吾
雪の晩げに道を歩くと雪ジョロがでるすけオッカネぞとおらとこのオトトもオカカもオラたちに云うてオッカナがらすろも、オラそんげのこと信用しねわい。
6 min
坂口安吾
悪妻には一般的な型はない。女房と亭主の個性の相対的なものであるから、わが平野謙の如く(彼は僕らの仲間では大愛妻家という定説だ)先日両手をホータイでまき、日本が木綿不足で困っているなどとは想像もできない物々しいホータイだ。
9 min
芥川竜之介
犬養君の作品は大抵読んでいるつもりである。
1 min
坂口安吾
最近私は、N・R・Fの新年号に於て、イリヤ・エレンブルグが「青年期ロシヤ」という一種の報告書を寄せているのを読んだ。
3 min
宮沢賢治
太陽マジックのうたはもう青ぞらいっぱい、ひっきりなしにごうごうごうごう鳴っています。
7 min
太宰治
芸術家というものは、つくづく困った種族である。
8 min
島崎藤村
五月が来た。測候所の技手なぞをして居るものは誰しも同じ思であろうが、殊に自分はこの五月を堪えがたく思う。
7 min
梶井基次郎
猫の耳というものはまことに可笑しなものである。
7 min
宮沢賢治
そのとき私は大へんひどく疲れていてたしか風と草穂との底に倒れていたのだとおもいます。
9 min
島崎藤村
神坂も今は秋の収穫でいそがしくもまた楽しい時と思います。
4 min
太宰治
青森には、四年いました。青森中学に通っていたのです。
2 min
森鴎外
鍋はぐつぐつ煮える。牛肉の紅は男のすばしこい箸で反される。
5 min
梶井基次郎
……らすほどそのなかから赤や青や朽葉の色が湧いて来る。
6 min
梶井基次郎
私は散歩に出るのに二つの路を持っていた。一つは渓に沿った街道で、もう一つは街道の傍から渓に懸った吊橋を渡って入ってゆく山径だった。
5 min
梶井基次郎
ある秋仏蘭西から来た年若い洋琴家がその国の伝統的な技巧で豊富な数の楽曲を冬にかけて演奏して行ったことがあった。
6 min
寺田寅彦
蒲団を引っかぶって固く目を閉じると何も見えぬ。
1 min
梶井基次郎
母親がランプを消して出て来るのを、子供達は父親や祖母と共に、戸外で待っていた。
4 min
寺田寅彦
何もない空虚の闇の中に、急に小さな焔が燃え上がる。
3 min
梶井基次郎
桜の樹の下には屍体が埋まっている!これは信じていいことなんだよ。
4 min
島崎藤村
「冬」が訪ねて来た。私が待受けて居たのは正直に言うと、もっと光沢のない、単調な眠そうな、貧しそうに震えた、醜く皺枯れた老婆であった。
8 min
寺田寅彦
チャイコフスキーの「秋の歌」という小曲がある。
2 min
小川未明
さよ子は毎日、晩方になりますと、二階の欄干によりかかって、外の景色をながめることが好きでありました。
9 min
山崎富栄
私ばかりしあわせな死に方をしてすみません。
3 min
寺田寅彦
数年前に「ボーヤ」と名づけた白毛の雄猫が病死してから以来しばらくわが家の縁側に猫というものの姿を見ない月日が流れた。
5 min
島崎藤村
「幸福」がいろいろな家へ訪ねて行きました。
3 min
江戸川乱歩
私のつけ句連作とは連歌俳諧の如きものであろう。
2 min
中島敦
十年前、十六歳の少年の僕は学校の裏山に寝ころがって空を流れる雲を見上げながら、「さて将来何になったものだろう。
3 min
中島敦
メムフィスなるプタの神殿に仕うる書記生兼図案家、常にウシマレス大王に変らざる忠誠を捧ぐる臣、メリテンサ。
4 min
中島敦
南洋群島の土人の間で仕事をしていた間は、内地の新聞も雑誌も一切目にしなかった。
5 min
Every character in these books has a stroke order you can practise, and every pattern you meet here is one you can write yourself. Writing practice →
A work is imported only when its copyright has expired for both the text and its author. Every book page names the printed edition it was set from and the people who prepared it. Sources and licences →