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有島武郎 Takeo Arishima 1878.03.04〜1923.06.09

或る女 2(後編)

あるおんな

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二二

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やや小半時こはんときそうしたままでいる帳場ちょうばぼんぼん時計とけい打っいるのだけれどもそほがらかにかわいた空気くうきって葉子ようこ部屋へやまで響い倉地くらちがいきなり夜具やぐはねのけ上体じょうたい立てこすっ

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おかしいほどおおきながれいったどれほど熟睡うまいしていて時間じかん鋭敏えいびん船員せんいんらしい倉地くらち様子ようすがなんなく葉子ようこほほえました

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もうめし食っとるないまたしばらくせわしいみじん今夜こんやおそいかもしれんおれたち天長節てんちょうせつあったもんじゃない

そういわれみる葉子ようこきょう天長てんちょうなのおもした葉子ようこはなおなお寛濶かんかつになっ

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Where this text comes from

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First published
「有島武郎著作集 第九巻」叢文閣、1919(大正8)年6月
Source edition (底本)
底本:「或る女 後編」岩波文庫、岩波書店

   1950(昭和25)年9月5日第1刷発行

   1968(昭和43)年8月16日第23刷改版発行

   1998(平成10)年11月16日第37刷発行

入力:真先芳秋

校正:地田尚

2000年3月1日公開

2013年1月8日修正

青空文庫作成ファイル:

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Typed by (入力)
真先芳秋
Proofread by (校正)
地田尚

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